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1261妙一女御返事
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にも云いよせざる法門なり。 されば世間の人人は菩提心論の唯真言法中の文に落されて即身成仏は真言宗に限ると思へり、之に依つて正しく即身成仏を説き給いたる法華経をば戯論等云云、止観五に云く「設し世を厭う者も下劣の乗を翫んで枝葉に攀附す狗作務に狎れ獼猴を敬いて帝釈と為し瓦礫を崇めて是れ明珠とす此の黒闇の
1262妙一女御返事
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し給いて本門の肝心たる南無妙法蓮華経の弘まらせ給うべき時を知りて・恋させ給いて是くの如き釈を設けさせ給いぬ、尚尚即身成仏とは迹門は能入の門・本門は即身成仏の所詮の実義なり、迹門にして得道せる人人・種類種・相対種の成仏・何れも其の実義は本門寿量品に限れば常にかく観念し給へ・正観なるべし。 然るにさば
1263王日女殿御返事
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王日女殿御返事 弘安三年 五十九歳御作 弁房の便宜に三百文今度二百文給び畢んぬ、仏は真に尊くして物によらず、昔の得勝童子は沙の餅を仏に供養し奉りて阿育大王と生れて一閻浮提の主たりき、貧女の我がかしらをおろして油と成せしが須弥山を吹きぬきし風も此の火をけさず、されば此の二三の鵞目は日本国を知る
1264御輿振御書
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御輿振御書 文永元年三月 四十三歳御作 与三位公日行 御文並びに御輿振の日記給び候いぬ悦び入つて候、中堂炎上の事・其の義に候か山門破滅の期・其の節に候か、此等も其の故無きに非ず天竺には祇園精舎・雞頭摩寺・漢土には天台山・正像二千年の内に以て滅尽せり、今末法に当つて日本国計りに叡山有り三千界の
1265法門申さるべき様の事
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法門申さるべき様の事 文永六年 四十八歳御作 与三位公日行 法門申さるべきやう、選択をば・うちをきて先ず法華経の第二の巻の今此三界の文を開いて釈尊は我等が親父なり等定め了るべし、何の仏か我等が父母にてはをはします、外典三千余巻にも忠孝の二字こそせんにて候なれ忠は又孝の家より出ずとこそ申し候な
1266法門申さるべき様の事
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はからいぜひにつけてをそれあるべし、仏と申す親父の仰を仰ぐべしと・まつところに仏定めて云く「正直捨方便」等云云、方便と申すは無量義経に未顕真実と申す上に以方便力と申す方便なり、以方便力の方便の内に浄土三部経等の四十余年の一切経は一字一点も漏るべからざるか、されば四十余年の経経をすてて法華経に入らざら
1267法門申さるべき様の事
1,267ページ
十方世界の土と説かれ候へば・経文そらごとなるやうにみへ候をくはしくかんがへみ候へば・不孝の者を五逆罪の者とは申し候か、又相似の五逆と申す事も候、さるならば前王の正法・実法を弘めさせ給えと候を今の王の権法・相似の法を尊んで天子本命の道場たる正法の御寺の御帰依うすくして、権法・邪法の寺の国国に多くいでき
1268法門申さるべき様の事
1,268ページ
のまつりに火をいみ・あかき物をいむ、不孝の国と申す国をば孝養の人はとをらず、此等の義なるべし、いくたびも選択をばいろへずして先ずかうたつべし。 又御持仏堂にて法門申したりしが面目なんどかかれて候事・かへすがへす不思議にをぼへ候、そのゆへは僧となりぬ其の上一閻浮提にありがたき法門なるべし、設い等覚の
1269法門申さるべき様の事
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真言宗の漢土に弘まる始は天台の一念三千を盗み取つて真言の教相と定めて理の本とし・枝葉たる印真言を宗と立て宗として天台宗を立て下す条・謗法の根源たるか、又華厳・法相・三論も天台宗・日本になかりし時は謗法とも・しられざりしが・伝教大師円宗を勘えいだし給いて後謗法の宗とも・しられたりしなり、当世真言等の
1270法門申さるべき様の事
1,270ページ
は則ち影響の軌模を隠す、沈空の三論宗は弾訶の屈恥を忘れ称心の酔を覆う、著有の法相宗は僕陽の帰依を非し青竜の判経を撥う」等云云、天台・妙楽・伝教等は真言等の七宗の人人は設い戒定はまつたくとも謗法のゆへに悪道脱るべからずと定められたり、何に況や禅宗・浄土宗等は勿論なるべし、されば止観は偏に達磨をこそはし
日蓮大聖人御書
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妙一女御返事 1,261ページ
にも云いよせざる法門なり。 されば世間の人人は菩提心論の唯真言法中の文に落され
妙一女御返事 1,262ページ
し給いて本門の肝心たる南無妙法蓮華経の弘まらせ給うべき時を知りて・恋させ給いて是
王日女殿御返事 1,263ページ
王日女殿御返事 弘安三年 五十九歳御作 弁房の便宜に三百文今度二百文給び
御輿振御書 1,264ページ
御輿振御書 文永元年三月 四十三歳御作 与三位公日行 御文並びに御輿振の
法門申さるべき様の事 1,265ページ
法門申さるべき様の事 文永六年 四十八歳御作 与三位公日行 法門申さるべ
法門申さるべき様の事 1,266ページ
はからいぜひにつけてをそれあるべし、仏と申す親父の仰を仰ぐべしと・まつところに仏
法門申さるべき様の事 1,267ページ
十方世界の土と説かれ候へば・経文そらごとなるやうにみへ候をくはしくかんがへみ候へ
法門申さるべき様の事 1,268ページ
のまつりに火をいみ・あかき物をいむ、不孝の国と申す国をば孝養の人はとをらず、此等
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真言宗の漢土に弘まる始は天台の一念三千を盗み取つて真言の教相と定めて理の本とし
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は則ち影響の軌模を隠す、沈空の三論宗は弾訶の屈恥を忘れ称心の酔を覆う、著有の法相
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