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1311千日尼御前御返事

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 かかるいみじき法華経と申す御経は・いかなる法門ぞと申せば、一の巻方便品よりうちはじめて菩薩・二乗・凡夫・皆仏になり給うやうを・とかれて候へどもいまだ其のしるしなし、設えば始めたる客人が相貌うるわしくして心も・いさぎよく・よく口もきいて候へば・いう事疑なけれども・さきも見ぬ人なれば・いまだ・あらわれ

1312千日尼御前御返事

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計りこそ女人成仏・悲母の恩を報ずる実の報恩経にて候へと見候いしかば・悲母の恩を報ぜんために此の経の題目を一切の女人に唱えさせんと願ず、其れに日本国の一切の女人は漢土の善導・日本の慧心・永観・法然等にすかされて詮とすべきに・南無妙法蓮華経をば一国の一切の女人・一人も唱うることなし、但南無阿弥陀仏と一日

1313千日尼御前御返事

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又佐渡の国へながされぬ。  ここに日蓮願つて云く日蓮は全く悞なし・設い僻事なりとも日本国の一切の女人を扶けんと願ぜる志は・すてがたかるべし、何に況や法華経のままに申す、而るを一切の女人等・信ぜずば・さでこそ有るべきに・かへりて日蓮をうたする、日蓮が僻事か釈迦・多宝・十方の諸仏菩薩・二乗・梵・釈・四天

1314千日尼御前御返事

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れは後世ををぼせずば・なにしにか・かくは・おはすべき、又其の故に或は所ををい或はくわれうをひき或は宅を・とられなんどせしに・ついに・とをらせ給いぬ、法華経には過去に十万億の仏を供養せる人こそ今生には退せぬとわ・みへて候へ、されば十万億供養の女人なり、其の上・人は見る眼の前には心ざし有りとも・さしはな

1315千日尼御前御返事

1,315ページ

せ給うらむ、いかに念仏堂ありとも阿弥陀仏は法華経のかたきをば・たすけ給うべからず、かえりて阿弥陀仏の御かたきなり後生悪道に堕ちてくいられ候らむ事あさまし。  ただし入道の堂のらうにていのちをたびたびたすけられたりし事こそ・いかに・すべしとも・をぼへ候はね、学乗房をもつてはかにつねづね法華経を・よませ

1316千日尼御前御返事

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乗経なり、例せば南閻浮提・八万四千の国国の王王は其の国国にては大王と云う・転輪聖王に対すれば小王と申す、乃至六欲・四禅の王王は大小に渡る、色界の頂の大梵天王独り大王にして小の文字をつくる事なきが如し、仏は子なり法華経は父母なり、譬えば一人の父母に千子有りて一人の父母を讃歎すれば千子悦びをなす、一人の

1317千日尼御前御返事

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経・南無妙法蓮華経、恐恐謹言。  弘安元年後十月十九日 日 蓮 花押  千日尼御前御返事

1318千日尼御返事

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 千日尼御返事 弘安三年七月二日 五十九歳御作  与阿仏房尼 追伸、絹の染袈裟一つまいらせ候、豊後房に申し候べし・既に法門・日本国にひろまりて候、北陸道をば豊後房なびくべきに学生ならでは叶うべからず・九月十五日已前に・いそぎいそぎまいるべし、こう入道殿の尼ごぜんの事なげき入つて候、又こいしこいしと申

1319千日尼御返事

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 されば此の経文をよみて見候へば此の経をきく人は一人もかけず仏になると申す文なり、九界・六道の一切衆生・各各・心心かわれり、譬へば二人・三人・乃至百千人候へども一尺の面の内じちににたる人一人もなし、心のにざるゆへに面もにず、まして二人・十人・六道・九界の衆生の心いかんが・かわりて候らむ、されば花をあ

1320千日尼御返事

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諸仏・如来・大妄語の罪にをとされて・寂光の浄土の金るり大地はたと・われて提婆がごとく・無間大城にかつぱと入り・法蓮香比丘尼がごとく身より大妄語の猛火ぱと・いでて・実報華王の花のその・一時に灰燼の地となるべし、いかでか・さる事は候べき、故阿仏房一人を寂光の浄土に入れ給はずば諸仏は大苦に堕ち給うべし、た

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日蓮大聖人御書

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