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1611五人所破抄

1,611ページ

相伝して鎮に国家を祈り奉る詮を取る。  天台法華宗の沙門日向・日頂謹んで言上す。  桓武聖代の古風を扇ぎ伝教大師の余流を汲み立正安国論に准じて法華一乗を崇められんことを請うの状。  右謹んで旧規を検えたるに祖師伝教大師は延暦年中に始めて叡山に登り法華宗を弘通したもう云云。  又云く法華の道場に擬して

1612五人所破抄

1,612ページ

のみにあらず還つて己身の面目を失うの謂いか。  又五人一同に云く凡そ倭漢両朝の章疏を披いて本迹二門の元意を探るに判教は玄文に尽し弘通は残る所無し、何ぞ天台一宗の外に胸臆の異義を構えんや、拙いかな尊高の台嶺を褊して辺鄙の富山を崇み、明静の止観を閣いて仮字の消息を執する、誠に是れ愚癡を一身に招き耻辱を先

1613五人所破抄

1,613ページ

つて末法太だ近きに有り法華一乗の機今正しく是れ其の時なり」文、又云く「代を語れば則ち像の終り末の初め地を原ぬれば則ち唐の東・羯の西・人を尋ぬれば則ち五濁の生・闘諍の時・経に云く猶多怨嫉況滅度後と此の言良に以有るなり」云云。  加之大論の中に「法華は是れ秘密なれば諸の菩薩に付す」と宣ぶ、今の下文に下方

1614五人所破抄

1,614ページ

り。  又五人一同に云く、先師所持の釈尊は忝くも弘長配流の昔之を刻み、弘安帰寂の日も随身せり何ぞ輙く言うに及ばんや云云。  日興が云く、諸仏の荘厳同じと雖も印契に依つて異を弁ず如来の本迹は測り難し眷属を以て之を知る、所以に小乗三蔵の教主は迦葉・阿難を脇士と為し伽耶始成の迹仏は普賢文殊左右に在り、此の

1615五人所破抄

1,615ページ

者か、此れ則ち勧持・不軽の明文・上行弘通の現証なり、何ぞ必ずしも折伏の時摂受の行を修すべけんや、但し四悉の廃立・二門の取捨宜く時機を守るべし敢て偏執すること勿れ云云。  又五人の立義既に二途に分れ戒門に於て持破を論ず云云。  日興が云く、夫れ波羅提木叉の用否・行住四威儀の所作・平嶮の時機に随い持破に

1616五人所破抄

1,616ページ

六人の上首を定む然りと雖も法門既に二途に分れ門徒亦一准ならず、宿習の至り正師に遇うと雖も伝持の人・自他弁じ難し、能く是の法を聴く者此の人亦復難しと此の言若し堕ちなば将来悲む可し、経文と解釈と宛かも符契の如し迹化の悲歎猶此くの如し本門の墜堕寧ろ愁えざらんや、案立若し先師に違わば一身の短慮尤も恐れ有り言

1617五人所破抄

1,617ページ

所に非ず(正機には将に之を伝うべし)云云。  嘉暦三戊辰年七月草案す 日 順

1618日興遺誡置文

1,618ページ

一、学問未練にして名聞名利の大衆は予が末流に叶う可からざる事。 一、予が後代の徒衆等権実を弁えざるの間は父母師匠の恩を振り捨て出離証道の為に本寺に詣で学文す可き事。 一、義道の落居無くして天台の学文す可からざる事。 一、当門流に於ては御書を心肝に染め極理を師伝して若し間有らば台家を聞く可き事。 一、

1619日興遺誡置文

1,619ページ

一、先師の如く予が化儀も聖僧為る可し、但し時の貫首或は習学の仁に於ては設い一旦の媱犯有りと雖も衆徒に 差置く可き事。 一、巧於難問答の行者に於ては先師の如く賞翫す可き事。  右の条目大略此くの如し、万年救護の為に二十六箇条を置く後代の学侶敢て疑惑を生ずる事勿れ、此の内一箇条に於ても犯す者は日興が末流

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日蓮大聖人御書

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