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291撰時抄
291ページ
は肝にめいずるか若し爾らば法華経を経のごとくに持つ人は梵王にもすぐれ帝釈にもこえたり、修羅を随へば須弥山をもになひぬべし竜をせめつかはば大海をもくみほしぬべし、伝教大師云く「讃むる者は福を安明に積み謗る者は罪を無間に開く」等云云、法華経に云く「経を読誦し書持すること有らん者を見て軽賤憎嫉して結恨を懐
292撰時抄
292ページ
等がのりせめ刀杖に及んで身命をうばうともみへたり、又涅槃経の文に寧喪身命等ととかれて候は次下の経文に云く「一闡提有り羅漢の像を作し空処に住し方等経典を誹謗す、諸の凡夫人見已つて皆真の阿羅漢是れ大菩薩なりと謂わん」等云云、彼の法華経の文に第三の敵人を説いて云く「或は阿蘭若に納衣にして空閑に在つて乃至世
293報恩抄
293ページ
報 恩 抄 日蓮之を撰す 夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや、されば古への賢者予譲といゐし者は剣をのみて智伯が恩にあてこう演と申せし臣下は腹をさひて衛の懿公が肝を入れたり、いかにいわうや仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩を
294報恩抄
294ページ
恩・智周・智昭等、三論宗の興皇・嘉祥等、真言宗の善無畏・金剛智・不空・弘法・慈覚・智証等、禅宗の達磨・慧可・慧能等、浄土宗の道綽・善導・懐感・源空等、此等の宗宗みな本経・本論によりて我も我も一切経をさとれり仏意をきはめたりと云云、彼の人人云く一切経の中には華厳経第一なり法華経大日経等は臣下のごとし、
295報恩抄
295ページ
されば専ら論師人師をすてて経文に依るならば大日経・華厳経等に法華経の勝れ給えることは日輪の青天に出現せる時眼あきらかなる者の天地を見るがごとく高下宛然なり、又大日経・華厳経等の一切経をみるに此の経文に相似の経文・一字・一点もなし、或は小乗経に対して勝劣をとかれ或は俗諦に対して真諦をとき或は諸の空仮
296報恩抄
296ページ
に説き今説き当に説ん而も其の中に於て此法華経は最も為難信難解なり」等云云、此の経文は但釈迦如来・一仏の説なりとも等覚已下は仰いで信ずべき上多宝仏・東方より来りて真実なりと証明し十方の諸仏集りて釈迦仏と同く広長舌を梵天に付け給て後・各各・国国へ還らせ給いぬ、已今当の三字は五十年並びに十方三世の諸仏の御
297報恩抄
297ページ
敵たらざるべき、若し又恐をなして指し申さずは一切経の勝劣むなしかるべし、又此人人を恐れて末の人人を仏敵といはんとすれば彼の宗宗の末の人人の云く法華経に大日経をまさりたりと申すは我れ私の計にはあらず祖師の御義なり・戒行の持破・智慧の勝劣・身の上下はありとも所学の法門はたがふ事なしと申せば彼人人にとがな
298報恩抄
298ページ
り如意論師はおもひじにに死す。 此れ等は正法・一千年の内なり、像法に入つて五百年・仏滅後・一千五百年と申せし時漢土に一人の智人あり始は智顗・後には智者大師とがうす、法華経の義をありのままに弘通せんと思い給しに天台已前の百千万の智者しなじなに一代を判ぜしかども詮じて十流となりぬ所謂南三北七なり十流あ
299報恩抄
299ページ
ありしに華厳経・涅槃経・法華経の三経に詮じいだし此の三経の中に殊に華厳経を講じ給いき、別して礼文を造りて日日に功をなし給いしかば世間の人おもわく此人も華厳経を第一とおぼすかと見えしほどに法雲法師が一切経の中に華厳第一・涅槃第二・法華第三と立てたるがあまりに不審なりける故に・ことに華厳経を御らんありけ
300報恩抄
300ページ
に勝れたる経文を取り出だして御師の御義を助け給えとせめたり。 又涅槃経を法華経に勝るると候けるは・いかなる経文ぞ涅槃経の第十四には華厳・阿含・方等・般若をあげて涅槃経に対して勝劣は説れて候へどもまつたく法華経と涅槃経との勝劣はみへず、次上の第九の巻に法華経と涅槃経との勝劣分明なり、所謂経文に云く「
日蓮大聖人御書
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撰時抄 291ページ
は肝にめいずるか若し爾らば法華経を経のごとくに持つ人は梵王にもすぐれ帝釈にもこえ
撰時抄 292ページ
等がのりせめ刀杖に及んで身命をうばうともみへたり、又涅槃経の文に寧喪身命等ととか
報恩抄 293ページ
報 恩 抄 日蓮之を撰す 夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず
報恩抄 294ページ
恩・智周・智昭等、三論宗の興皇・嘉祥等、真言宗の善無畏・金剛智・不空・弘法・慈覚
報恩抄 295ページ
されば専ら論師人師をすてて経文に依るならば大日経・華厳経等に法華経の勝れ給える
報恩抄 296ページ
に説き今説き当に説ん而も其の中に於て此法華経は最も為難信難解なり」等云云、此の経
報恩抄 297ページ
敵たらざるべき、若し又恐をなして指し申さずは一切経の勝劣むなしかるべし、又此人人
報恩抄 298ページ
り如意論師はおもひじにに死す。 此れ等は正法・一千年の内なり、像法に入つて五百
報恩抄 299ページ
ありしに華厳経・涅槃経・法華経の三経に詮じいだし此の三経の中に殊に華厳経を講じ給
報恩抄 300ページ
に勝れたる経文を取り出だして御師の御義を助け給えとせめたり。 又涅槃経を法華経
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