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371本尊問答抄
371ページ
の一門を立てたり譬えば心かしこくして身は卑しき者が身を上げて心はかなきものを敬いて賢人をうしなふがごとし、禅宗と申すは一代聖教の外に真実の法有りと云云譬えばをやを殺して子を用い主を殺せる所従のしかも其の位につけるがごとし、真言宗と申すは一向に大妄語にて候が深く其の根源をかくして候へば浅機の人あらはし
372本尊問答抄
372ページ
じて七大寺・十五大寺・智慧戒行は日月の如く、秘法は弘法・慈覚等の三大師の心中の深密の大法・十五壇の秘法なり、五月十九日より六月の十四日にいたるまであせをながしなづきをくだきて行いき最後には御室・紫宸殿にして日本国にわたりていまだ三度までも行はぬ大法・六月八日始めて之を行う程に・同じき十四日に関東の兵
373本尊問答抄
373ページ
の武士なれば教法の邪正をば知らずただ三宝をばあがむべき事とばかり思ふゆへに自然としてこれを用いきたりてやうやく年数を経る程に今他国のせめをかうふりて此の国すでにほろびなんとす、関東八箇国のみならず叡山・東寺・園城・七寺等の座主・別当・皆関東の御はからひとなりぬるゆへに隠岐の法皇のごとく大悪法の檀那と
374本尊問答抄
374ページ
経には上行・無辺行等こそ出でてひろめさせ給うべしと見へて候へどもいまだ見へさせ給はず、日蓮は其の人に候はねどもほぼこころえて候へば地涌の菩薩の出でさせ給うまでの口ずさみにあらあら申して況滅度後のほこさきに当り候なり、願わくは此の功徳を以て父母と師匠と一切衆生に回向し奉らんと祈請仕り候、其の旨をしらせ
375諸宗問答抄
375ページ
諸宗問答抄 建長七年 三十四歳御作 与三位房日行 問うて云く抑法華宗の法門は天台・妙楽・伝教等の御釈をば御用い候や如何、答て云く最も此の御釈共を明鏡の助証として立て申す法門にて候、問て云く何を明鏡として立てられ候ぞや彼の御釈共には爾前権教を簡び捨てらる事候はず、随つて或は初後仏慧・円頓義斉と
376諸宗問答抄
376ページ
めざるも義に於て傷ること無し若し法華を弘むるに教相を明さざれば文義闕くること有り」と釈せられて殊更教相を本として天台の法門は建立せられ候、仰せられ候如く次第も無く偏円をも簡ばず邪正も選ばず法門申さん者をば信受せざれと天台堅く誡しめられ候なり、是程に知食さず候けるに中々・天台の御釈を引かれ候事浅猨き御
377諸宗問答抄
377ページ
次に絶待妙と申すは開会の法門にて候なり、此の時は爾前権教とて嫌ひ捨らるる所の教を皆法華の大海におさめ入るるなり、随つて法華の大海に入りぬれば爾前の権教とて嫌わるる者無きなり、皆法華の大海の不可思議の徳として南無妙法蓮華経と云う一味にたたきなしつる間念仏・戒・真言・禅とて別の名言を呼び出す可き道理曾
378諸宗問答抄
378ページ
し円に著する尚悪なり況や復余をや」云云、文の心は相待妙の時も絶待妙の時も倶に須く悪法をば離るべし円に著する尚悪し況や復余の法をやと云う文なり、円と云うは満足の義なり余と云うは闕減の義なり、円教の十界平等に成仏する法をすら著したる方を悪ぞと嫌ふ、況や復十界平等に成仏せざるの悪法の闕たるを以て執著をなし
379諸宗問答抄
379ページ
枝の花房を釈尊より授けられ微笑して心の一法を霊山にして伝えたりとは自称するや、又祖師無用ならば何ぞ達磨大師を本尊とするや、又修多羅の法・無用ならば何ぞ朝夕の所作に真言陀羅尼をよみつるぞや、首楞厳経・金剛経・円覚経等を或は談じ或は読誦するや、又仏菩薩を信用せずんば何ぞ南無三宝と行住坐臥に唱うるやと責む
380諸宗問答抄
380ページ
よりも伝えずとなのらばさては禅法は天魔の伝うる所の法門なり如何、然る間汝断常の二見を出でず無間地獄に堕せん事疑無しと云つて何度もかれが云う言にてややもすれば己がつまる語なり、されども非学匠は理につまらずと云つて他人の道理をも自身の道理をも聞き知らざる間暗証の者とは云うなり、都て理におれざるなり譬えば
日蓮大聖人御書
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本尊問答抄 371ページ
の一門を立てたり譬えば心かしこくして身は卑しき者が身を上げて心はかなきものを敬い
本尊問答抄 372ページ
じて七大寺・十五大寺・智慧戒行は日月の如く、秘法は弘法・慈覚等の三大師の心中の深
本尊問答抄 373ページ
の武士なれば教法の邪正をば知らずただ三宝をばあがむべき事とばかり思ふゆへに自然と
本尊問答抄 374ページ
経には上行・無辺行等こそ出でてひろめさせ給うべしと見へて候へどもいまだ見へさせ給
諸宗問答抄 375ページ
諸宗問答抄 建長七年 三十四歳御作 与三位房日行 問うて云く抑法華宗の法
諸宗問答抄 376ページ
めざるも義に於て傷ること無し若し法華を弘むるに教相を明さざれば文義闕くること有り
諸宗問答抄 377ページ
次に絶待妙と申すは開会の法門にて候なり、此の時は爾前権教とて嫌ひ捨らるる所の教
諸宗問答抄 378ページ
し円に著する尚悪なり況や復余をや」云云、文の心は相待妙の時も絶待妙の時も倶に須く
諸宗問答抄 379ページ
枝の花房を釈尊より授けられ微笑して心の一法を霊山にして伝えたりとは自称するや、又
諸宗問答抄 380ページ
よりも伝えずとなのらばさては禅法は天魔の伝うる所の法門なり如何、然る間汝断常の二
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