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451顕謗法抄
451ページ
義なり、無量義経には正く四十余年の内に華厳海空と名目を呼び出して四十余年の内にかずへ入れられたり、人師を本とせば仏に背くになりぬ。 問うて云く法華経をはなれて往生成仏をとげずば仏世に出させ給ては但法華経計をこそ説き給はめ、なんぞ・わづらはしく四十余年の経経を説かせ給うや、答えて云く此の難は仏自ら答
452顕謗法抄
452ページ
の仏を供養し帰依渇仰する功徳には百千万倍すぎたりととかれたり。 問うて云く上の義のごとくならば華厳・法相・三論・真言・浄土等の祖師はみな謗法に堕すべきか、華厳宗には華厳経は法華経には雲泥超過せり法相三論もてかくのごとし、真言宗には日本国に二の流あり東寺の真言は法華経は華厳経にをとれり何に況や大日経
453顕謗法抄
453ページ
の悪縁を恐るべし一切の悪縁よりは悪知識を・をそるべしとみえたり。 されば大荘厳仏の末の四の比丘は自ら悪法を行じて十方の大阿鼻地獄を経るのみならず、六百四万億人の檀那等をも十方の地獄に堕しぬ、鴦崛摩羅は摩尼跋陀が教に随つて九百九十九人の指をきり結句・母・並に仏をがいせんとぎす、善星比丘は仏の御子・十
454顕謗法抄
454ページ
十年の説教は大小・権実・顕密の差別あり、華厳宗には五教を立て一代ををさめ其の中には華厳・法華を最勝とし華厳・法華の中に華厳経を以て第一とす、南三・北七・並に華厳宗の祖師・日本国の東寺の弘法大師・此の義なり、法相宗は三時に一代ををさめ其の中に深密・法華経を一代の聖教にすぐれたりとす、深密・法華の中・法
455顕謗法抄
455ページ
此の善をほむ、檀戒進等一一にそしり一一にほむる皆得道をなる、此等を以てこれを思うに護法・清弁のあらそい・智光・戒賢の空中・南三・北七の頓・漸・不定・一時・二時・三時・四時・五時・四宗・五宗・六宗・天台の五時・華厳の五教・真言教の東寺・天台の諍・浄土宗の聖道・浄土・禅宗の教外・教内、入門は差別せりとい
456顕謗法抄
456ページ
一生の間ただ一善を修す而るを他の善え・うつさんがために・そのぜんをそしる、一事の中に於て或は呵し或は讃すというこれなり、大論の四悉檀の中の対治悉檀又これをなじ、浄名経の弾呵と申すは阿含経の時ほめし法をそしるなり、此等を以てをもふに或は衆生多く小乗の機あれば大乗を謗りて小乗経に信心をまし或は衆生多く大
457顕謗法抄
457ページ
とける事これなし、涅槃経の是諸大乗の文計りこそ雙林最後の経として是諸大乗と・とかれたれば涅槃経には一切経は嫌はるかとをぼうれども是諸大乗経と挙げて次ぎ下に諸大乗経を列ねたるに十二部・修多羅・方等・般若等とあげたり無量義経・法華経をば載せず、但し無量義経に挙ぐるところは四十余年の阿含・方等・般若・華厳
458顕謗法抄
458ページ
の人師の中には天台智者大師・一人教をしれる人なり、曇鸞・道綽等の聖道・浄土・難行・易行・正行・雑行は源と十住毘婆沙論に依る彼本論に難行の内に法華・真言等を入ると謂は僻案なり、論主の心と論の始中終をしらざる失あり慈恩が深密経の三時に一代ををさめたる事、又本経の三時に一切経の摂らざる事をしらざる失あり、
459顕謗法抄
459ページ
智者の法門をぬすめるか、若し爾らば善無畏等の謗法は似破か又雑謗法か五百羅漢の真因は小乗十二因縁の事なり無明行等を縁として空理に入ると見へたり、門は諍えども謗法とならず摂論の四意趣・大論の四悉檀等は無著菩薩・竜樹菩薩・滅後の論師として法華経を以て一切経の心をえて四悉・四意趣等を用いて爾前の経経の意を判
460顕謗法抄
460ページ
て慧無く顚倒して義を解するが故に」等と云云、顚倒解義とは実経の文を得て権経の義を覚る者なり。 問うて云く信而不解・得道の文如何、答えて云く涅槃経の三十二に云く「是れ菩提の因は復無量なりと雖も若し信心を説けば已に摂尽す」文九に云く「此の経を聞き已つて悉く皆菩提の因縁と作る法声光明毛孔に入る者は必定し
日蓮大聖人御書
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顕謗法抄 451ページ
義なり、無量義経には正く四十余年の内に華厳海空と名目を呼び出して四十余年の内にか
顕謗法抄 452ページ
の仏を供養し帰依渇仰する功徳には百千万倍すぎたりととかれたり。 問うて云く上の
顕謗法抄 453ページ
の悪縁を恐るべし一切の悪縁よりは悪知識を・をそるべしとみえたり。 されば大荘厳
顕謗法抄 454ページ
十年の説教は大小・権実・顕密の差別あり、華厳宗には五教を立て一代ををさめ其の中に
顕謗法抄 455ページ
此の善をほむ、檀戒進等一一にそしり一一にほむる皆得道をなる、此等を以てこれを思う
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一生の間ただ一善を修す而るを他の善え・うつさんがために・そのぜんをそしる、一事の
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とける事これなし、涅槃経の是諸大乗の文計りこそ雙林最後の経として是諸大乗と・とか
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の人師の中には天台智者大師・一人教をしれる人なり、曇鸞・道綽等の聖道・浄土・難行
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智者の法門をぬすめるか、若し爾らば善無畏等の謗法は似破か又雑謗法か五百羅漢の真因
顕謗法抄 460ページ
て慧無く顚倒して義を解するが故に」等と云云、顚倒解義とは実経の文を得て権経の義を
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