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531立正観抄

531ページ

や、答う妙法は所詮の功徳なり三観は行者の観門なる故なり此の妙法を仏説いて言く「道場所得法・我法妙難思・是法非思量・不可以言宣」云云、天台の云く「妙は不可思議・言語道断・心行所滅なり法は十界十如・因果不二の法なり」と、三諦と云うも三観と云うも三千と云うも共に不思議法とは云えども天台の己証天台の御思慮の

532立正観抄

532ページ

なり、三観は因の義・妙法は果の義なり但因の処に果有り果の処に因有り因果倶時の妙法を観ずるが故に是くの如き功能を得るなり、爰に知んぬ天台至極の法門は法華本迹未分の処に無念の止観を立てて最秘の大法とすと云える邪義大なる僻見なりと云う事を四依弘経の大薩埵は既に仏経に依つて諸論を造る天台何ぞ仏説に背いて無念

533立正観抄

533ページ

 天台・伝教の所伝は法華経は禅・真言より劣れりと習う故に達磨の邪義・真言の妄語と打ち成つて権教にも似ず実教にも似ず二途に摂せざるなり、故に大謗法罪顕れて止観は法華経に勝ると云う邪義を申し出して過無き天台に失を懸けたてまつる故に高祖に背く不孝の者・法華経に背く大謗法罪の者と成るなり。  夫れ天台の観法

534立正観抄送状

534ページ

 立正観抄送状 文永十二年二月 五十四歳御作  与最蓮房日浄  今度の御使い誠に御志の程顕れ候い畢んぬ又種種の御志慥に給候い畢んぬ。  抑承わり候、当世の天台宗等止観は法華経に勝れ禅宗は止観に勝る、又観心の大教興る時は本迹の大教を捨つと云う事先ず天台一宗に於て流流各別なりと雖も慧心・檀那の両流を出

535立正観抄送状

535ページ

に三千を以て指南と為す○故に序の中に云く己心中に行ずる所の法門を説く」文、己心所行の法とは一念三千・一心三観なり三諦三観の名義は瓔珞・仁王の二経に有りと雖も一心三観一念三千等の己心所行の法門をば迹門十如実相の文を依文として釈成し給い畢んぬ。  爰に知んぬ止観一部は迹門の分斉に似たりと云う事を若し奪つ

536顕立正意抄

536ページ

 顕立正意抄 文永十一年十二月 五十三歳御作  日蓮去る正嘉元年太歳丁巳八月二十三日・大地震を見て之を勘え定めて書ける立正安国論に云く「薬師経の七難の内五難忽ちに起つて二難猶残れり所以他国侵逼の難・自界叛逆の難なり、大集経の三災の内二災早く顕れ一災未だ起らず、所以兵革の災なり、金光明経の内の種種

537顕立正意抄

537ページ

身に於て仏と成ることを得ん名をば光明如来と曰わん」等云云、又第四の巻に云く「又如来滅度の後に若し人有つて妙法華経の乃至一偈一句を聞いて一念も随喜せん者には我亦阿耨多羅三藐三菩提の記を与え授く」等云云、此等の経文は仏未来世の事を記し給う、上に挙ぐる所の苦得外道等の三事・符合せずんば誰か仏語を信ぜん・設

538顕立正意抄

538ページ

 文永十一年太歳甲戌十二月十五日 日蓮之を記す

539上行菩薩結要付属口伝

539ページ

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540上行菩薩結要付属口伝

540ページ

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日蓮大聖人御書

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