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851滝泉寺申状
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申すと雖も御信用無きの上・剰さえ謗法人等の讒言に依つて聖人・頭に疵を負い左手を打ち折らるる上・両度まで遠流の責を蒙むり門弟等所所に射殺され切り殺され殺害・刃傷・禁獄・流罪・打擲・擯出・罵詈等の大難勝げて計う可からず、玆に因つて大日本国・皆法華経の大怨敵と成り万民悉く一闡提の人と為るの故に天神・国を捨
852滝泉寺申状
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の一偈をも受けざれ」云云、妙楽大師云く「況や彼の華厳但福を以て比せん此の経の法を以て之を化するに同じからず故に乃至不受余経一偈と云う」云云、彼の華厳経は寂滅道場の説・法界唯心の法門なり、上本は十三世界微塵品・中本は四十九万八千偈・下本は十万偈四十八品今現に一切経蔵を観るに唯八十・六十・四十等の経なり
853滝泉寺申状
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むるの間、頼円は下知に随つて起請を書いて安堵せしむと雖も日禅等は起請を書かざるに依つて所職の住坊を奪い取るの時・日禅は即ち離散せしめ畢んぬ、日秀・日弁は無頼の身たるに依つて所縁を相憑み猶寺中に寄宿せしむるの間此の四箇年の程・日秀等の所職の住坊を奪い取り厳重の御祈禱を打ち止むるの余り悪行猶以て飽き足ら
854百六箇抄
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百 六 箇 抄 (血脈抄) 弘安三年 五十九歳 与日興 具騰本種・正法の実義・本迹勝劣正伝、本因妙の教主・本門の大師・日蓮謹んで之を結要す。 万年救護写瓶の弟子日興に之を授与す云云、脱種合して一百六箇之れ在り、霊山浄土・多宝塔中・久遠実成・無上覚王・直授相承本迹勝劣の口決相伝譜、久遠名字よ
855百六箇抄
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心法即身成仏の本迹 中間・今日も迹門は心法の成仏なれば華厳・阿含・方等・般若・法華の安楽行品に至るまで円理に同ずるが故に迹は劣り本は勝るる者なり。 心法妙法蓮華経の本迹 山家云く一切諸法・従本已来・不生不滅・性相凝然・釈迦口を閉ぢて身子言を絶す云云、方便品には理具の十界互具を説く本門に至つて顕
856百六箇抄
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る是即ち本因本果の法門なり、実の一念三千も顕れず二乗作仏も定らず云云、世間の罪に依つて悪道に堕ん者は爪上の土・仏法に依つて悪道に堕ちん者は十方の土の如し、故は信心の根本は本勝迹劣余の信心は枝葉なり。 余行に渡る法華経の本迹 一代八万の諸法は本因妙の下種を受けて説く所の教なるが故に一部八巻乃至一代五
857百六箇抄
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脱の真俗二諦の本迹 天台大師弘通の本迹前十四品は迹門に約し後十四品は本門に約す云云、是法住法位世間相常住文。 前十四品悉く流通分の本迹 如来の内証は序品より滅後正像末の為なり、薬王菩薩は像法の主天台是なり、密表の法師品に云く今此三界文。 脱益理観一致の本迹 本迹殊なりと雖も不思議一と云うは今日乃
858百六箇抄
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脱迹十羅刹女の本迹 久遠・中間・今日の理事は本・中間・大通・今日出世冥守する処は垂迹なり、下種は前の如し云云。 脱迹付属の本迹 脱益の迹化付属は中間・大通を本とし今日初住の終を迹とするなり、受くる正法は本・持つ方は迹なり。 脱迹開会の本迹 大通の初を開と云い今日初住の終りを会と云うなり、本は大通
859百六箇抄
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脱益寂照の本迹 理の上の寂照は妙覚・乃至観行等の解了なり、理即の凡夫は無躰有用の本迹なり。 脱益随縁不変の本迹 在世と像法と之同じ真如の義理なり、随縁も不変も共に理の一段の本迹なり。 脱益九法妙の本迹 三法妙に各三法妙を具すれば九法妙なり、法中の心法妙より起る所の生仏二妙なり本迹知るべし。 脱益
860百六箇抄
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るなり、然るに迹は本無今有なれば久遠の迹を脱として今日の本 を説くなり云云。 脱益摂受折伏の本迹 天台は摂受を本とし折伏を迹とす、其の故は像法は在世の熟益冥利の故なり福智具足の故と云えり。 脱益二妙の本迹 相待妙は迹・絶待妙は本・妙法の外に更に一句の余経無し云云、独一法界の故に絶待と名くるの釈之
日蓮大聖人御書
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滝泉寺申状 851ページ
申すと雖も御信用無きの上・剰さえ謗法人等の讒言に依つて聖人・頭に疵を負い左手を打
滝泉寺申状 852ページ
の一偈をも受けざれ」云云、妙楽大師云く「況や彼の華厳但福を以て比せん此の経の法を
滝泉寺申状 853ページ
むるの間、頼円は下知に随つて起請を書いて安堵せしむと雖も日禅等は起請を書かざるに
百六箇抄 854ページ
百 六 箇 抄 (血脈抄) 弘安三年 五十九歳 与日興 具騰本種・正法の
百六箇抄 855ページ
心法即身成仏の本迹 中間・今日も迹門は心法の成仏なれば華厳・阿含・方等・般若・法
百六箇抄 856ページ
る是即ち本因本果の法門なり、実の一念三千も顕れず二乗作仏も定らず云云、世間の罪に
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脱の真俗二諦の本迹 天台大師弘通の本迹前十四品は迹門に約し後十四品は本門に約す云
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脱迹十羅刹女の本迹 久遠・中間・今日の理事は本・中間・大通・今日出世冥守する処は
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脱益寂照の本迹 理の上の寂照は妙覚・乃至観行等の解了なり、理即の凡夫は無躰有用の
百六箇抄 860ページ
るなり、然るに迹は本無今有なれば久遠の迹を脱として今日の本 を説くなり云云。
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