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961佐渡御書
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修羅が仏は十八界我は十九界と云ひ外道が云く仏は一究竟道我は九十五究竟道と云いしが如く日蓮御房は師匠にておはせども余にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべしと云んは螢火が日月をわらひ蟻塚が華山を下し井江が河海をあなづり烏鵲が鸞鳳をわらふなるべしわらふなるべし。 南無妙法蓮華経。 文永九年太歳壬申三
962富木殿御返事
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富木殿御返事 文永九年四月 五十一歳御作 於佐渡一の谷 御返事 日蓮が臨終一分も疑無く頭を刎ねらるる時は殊に喜悦有るべし、大賊に値うて大毒を宝珠に易ゆと思う可きか。 鵞目員数の如く給び候い畢んぬ御志申し遂し難く候、法門の事先度四条三郎左衛門尉殿に書持せしむ其の書能く能く御覧有る可し、粗経文
963土木殿御返事
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土木殿御返事 文永十年七月 五十二歳御作 鵞目二貫給候い畢んぬ、太田殿と其れと二人の御心喜び候、伊与房は機量物にて候ぞ今年留め候い畢んぬ、御勘気ゆりぬ事・御歎き候べからず候、当世・日本国子細之れ有る可き由之を存ず定めて勘文の如く候べきか、設い日蓮死生不定為りと雖も妙法蓮華経の五字の流布は疑い
964富木殿御書
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富木殿御書 文永十一年 五十三歳御作 けかち申すばかりなし米一合もうらずがししぬべし、此の御房たちも・みなかへして但一人候べし、このよしを御房たちにもかたりさせ給へ。 十二日さかわ十三日たけのした十四日くるまがへし十五日ををみや十六日なんぶ、十七日このところ・いまださだまらずといえども、たい
965法華行者逢難事
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法華行者逢難事 文永十一年正月 五十三歳御作 与富木常忍 河野辺殿等中 大和阿闍梨御房御中 一切我弟子等中 三郎左衛門尉殿 謹上 日蓮 富木殿 追て申す、竜樹・天親は共に千部の論師なり、但権大乗を申べて法華経をば心に存して口に吐きたまわず此に口伝有り、天台伝教は之を宣べて本門の本尊と
966法華行者逢難事
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「爾の時に多く無量の外道有り和合して共に摩伽陀の王・阿闍世の前に往きぬ○今は唯一大悪人有り瞿曇沙門なり王未だ検校せず我等甚だ畏る、一切世間の悪人利養の為の故に其の所に往集して眷属と為る乃至迦葉・舎利弗・目犍連」等云云如来現在猶多怨嫉の心是なり、得一大徳天台智者大師を罵詈して曰く「智公汝は是れ誰が弟子
967法華行者逢難事
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り、仍て執達件の如し。 文永十年十二月七日 沙門観恵上る 依智六郎左衛門尉殿等云云。 此の状に云く悪行を巧む等云云、外道が云く瞿曇は大悪人なり等云云、又九横の難一一に之在り、所謂琉璃殺釈と乞食空鉢と寒風索衣とは仏世に超過せる大難なり、恐くは天台・伝教も未だ此の難に値いたまわず当に知るべし三人に
968富木殿御返事
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富木殿御返事 文永十二年 五十四歳御作 富木殿御返事 日 蓮 帷一領給び候い畢んぬ、夫れ仏弟子の中・比丘一人はんべり、飢饉の世に仏の御時事かけて候いければ比丘袈裟をうて其のあたいを仏に奉る、仏其の由来を問い給いければ・しかじかとありのままに申しけり、仏云く「袈裟はこれ三世の諸仏・解脱の法衣
969富木殿御書
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富木殿御書 建治元年 五十四歳御作 与富木常忍 妙法蓮華経の第二に云く「若し人信ぜずして此の経を毀謗し経を読誦し書持すること有らん者を見て軽賤憎嫉して結恨を懐かん其人命終して阿鼻獄に入らん乃至是の如く展転して無数劫に至らん」第七に云く「千劫阿鼻獄に於てす」第三に云く「三千塵点」第六に云く「五
970富木殿御書
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らる智人は恐怖すべし大乗を謗ずる故に、天親菩薩は舌を切らんと云い馬鳴菩薩は頭を刎ねんと願い吉蔵大師は身を肉橋と為し玄奘三蔵は此れを霊地に占い不空三蔵は疑いを天竺に決し伝教大師は此れを異域に求む皆上に挙ぐる所は経論を守護する故か。 今日本国の八宗並びに浄土・禅宗等の四衆上主上・上皇より下臣下万民に至
日蓮大聖人御書
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佐渡御書 961ページ
修羅が仏は十八界我は十九界と云ひ外道が云く仏は一究竟道我は九十五究竟道と云いしが
富木殿御返事 962ページ
富木殿御返事 文永九年四月 五十一歳御作 於佐渡一の谷 御返事 日蓮が臨
土木殿御返事 963ページ
土木殿御返事 文永十年七月 五十二歳御作 鵞目二貫給候い畢んぬ、太田殿と
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富木殿御書 文永十一年 五十三歳御作 けかち申すばかりなし米一合もうらずが
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法華行者逢難事 文永十一年正月 五十三歳御作 与富木常忍 河野辺殿等中
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「爾の時に多く無量の外道有り和合して共に摩伽陀の王・阿闍世の前に往きぬ○今は唯一
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り、仍て執達件の如し。 文永十年十二月七日 沙門観恵上る 依智六郎左衛門尉殿
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富木殿御返事 文永十二年 五十四歳御作 富木殿御返事 日 蓮 帷一領給
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富木殿御書 建治元年 五十四歳御作 与富木常忍 妙法蓮華経の第二に云く「
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らる智人は恐怖すべし大乗を謗ずる故に、天親菩薩は舌を切らんと云い馬鳴菩薩は頭を刎
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