自由語検索 検索結果一覧

検索結果は1,619件でした。
それぞれの御書名をクリックすると御書の本文がご覧になれます。

最初前へ

981常忍抄

981ページ

以て是くの如し、今日蓮粗之を勘うるに法華経の此の文を重ねて涅槃経に演べて云く「若し三法に於て異の想を修する者は当に知るべし是の輩は清浄の三帰則ち依処無く所有の禁戒皆具足せず終に声聞・縁覚・菩提の果を証することを得ず」等云云、此の経文は正しく法華経の寿量品を顕説せるなり寿量品は木に譬え爾前・迹門をば影

982常忍抄

982ページ

 又彼が云く止観の行者は持戒等云云、文句の九には初・二・三の行者の持戒をば此れをせいす経文又分明なり、止観に相違の事は妙楽の問答之有り記の九を見る可し、初随喜に二有り利根の行者は持戒を兼ねたり鈍根は持戒之を制止す、又正・像・末の不同もあり摂受・折伏の異あり伝教大師の市の虎の事思い合わすべし。  此れ

983始聞仏乗義

983ページ

や、答う法華経第三薬草喩品に云く「種相体性」の四字なり其の四字の中に第一の種の一字に二あり、一には就類種二には相対種なり、其の就類種とは釈に云く「凡そ心有る者は是れ正因の種なり随つて一句を聞くは是れ了因の種なり低頭挙手は是れ縁因の種なり」等云云、其の相対種とは煩悩と業と苦との三道・其の当体を押えて法

984始聞仏乗義

984ページ

我此の事を弁えず但し付法蔵の第十三天台大師の高祖・竜樹菩薩・妙法の妙の一字を釈して譬えば大薬師の能く毒を以て薬と為すが如し等云云、毒と云うは何物ぞ我等が煩悩・業・苦の三道なり薬とは何物ぞ法身・般若・解脱なり、能く毒を以て薬と為すとは何物ぞ三道を変じて三徳と為すのみ、天台云く妙は不可思議と名づく等云云

985可延定業書

985ページ

 可延定業書 弘安二年 五十八歳御作  与富木常忍妻  夫れ病に二あり一には軽病二には重病・重病すら善医に値うて急に対治すれば命猶存す何に況や軽病をや、業に二あり一には定業二には不定業、定業すら能く能く懺悔すれば必ず消滅す何に況や不定業をや、法華経第七に云く「此の経は則為閻浮提の人の病の良薬なり」

986可延定業書

986ページ

法華経の行者なり、命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりとも・これを延るならば千万両の金にもすぎたり、法華経の一代の聖教に超過していみじきと申すは寿量品のゆへぞかし、閻浮第一の太子なれども短命なれば草よりもかろし、日輪のごとくなる智者なれども夭死あれば生犬に劣る、早く心ざしの財をかさねていそぎいそぎ

987富城殿御返事

987ページ

語り候へ。  不断法華経来年三月の料の分銭三貫文米二斗送り給び畢んぬ。  十一月二十五日 日 蓮在御判  富城殿御返事

988四菩薩造立抄

988ページ

して久成の教主・脇士をば建立し給はず、南京七大寺の中にも此の事を未だ聞かず田舎の寺寺以て爾なり、かたがた不審なりし間・法華経の文を拝見し奉りしかば其の旨顕然なり、末法・闘諍堅固の時にいたらずんば造るべからざる旨分明なり、正像に出世せし論師・人師の造らざりしは仏の禁を重んずる故なり、若し正法・像法の中

989四菩薩造立抄

989ページ

等云云、問うて云く後五百歳に限るといへる経文之れ有りや、答えて云く薬王品に云く「我が滅度の後後の五百歳の中に閻浮提に広宣流布して断絶せしむること無けん」等云云。  一御状に云く大田方の人人一向に迹門に得道あるべからずと申され候由・其の聞え候と是は以ての外の謬なり、御得意候へ本・迹二門の浅深・勝劣・与

990富木殿女房尼御前御書

990ページ

 富木殿女房尼御前御書 弘安二年十一月 五十八歳御作  いよ房は学生になりて候ぞつねに法門きかせ給へ。  はるかに見まいらせ候はねば・をぼつかなく候、たうじとても・たのしき事は候はねども・むかしは・ことにわびしく候いし時より・やしなはれまいらせて候へば・ことにをんをもくをもいまいらせ候、それにつ

最初前へ

日蓮大聖人御書

検索結果一覧

検索結果は1,619件でした。
それぞれの御書名をクリックすると御書の本文がご覧になれます。


  • 自由語検索
※複数入力の場合、単語をスペースで区切ってください。
検索オプション