御書本文

御義口伝巻上
736ページ

御義口伝に云く山とは煩悩即菩提なり海とは生死即涅槃なり慧とは我等が吐く所の言語なり自在とは無障碍なり通王とは十界互具百界千如一念三千なり、又云く山とは迹門の意なり海とは本門の意なり慧とは妙法の五字なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は山海慧自在通王仏なり全く外に非ざるなり我等行者の外に阿難之れ無きなり、阿難とは歓喜なり一念三千の開覚なり云云。
 法師品十六箇の大事
第一法師の事
御義口伝に云く法とは諸法なり師とは諸法が直ちに師と成るなり森羅三千の諸法が直ちに師と成り弟子となるべきなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は法師の中の大法師なり、諸法実相の開覚顕れて見れば地獄の灯燃猛火・乃至仏果に至る迄悉く具足して一念三千の法師なり、又云く法とは題目・師とは日蓮等の類いなり。
第二成就大願愍衆生故生於悪世広演此経の事
御義口伝に云く大願とは法華弘通なり愍衆生故とは日本国の一切衆生なり生於悪世の人とは日蓮等の類いなり広とは南閻浮提なり此経とは題目なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者なり。
第三如来所遣行如来事の事
御義口伝に云く法華の行者は如来の使に来れり、如来とは釈迦・如来事とは南無妙法蓮華経なり・如来とは十界三千の衆生の事なり今日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは真実の御使なり云云。
第四与如来共宿の事

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タイトル 聖寿 対告衆 述作地
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日蓮大聖人御書

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御義口伝巻上 736ページ

御義口伝に云く山とは煩悩即菩提なり海とは生死即涅槃なり慧とは我等が吐く所の言語なり自在とは無障碍なり通王とは十界互具百界千如一念三千なり、又云く山とは迹門の意なり海とは本門の意なり慧とは妙法の五字なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は山海慧自在通王仏なり全く外に非ざるなり我等行者の外に阿難之れ無きなり、阿難とは歓喜なり一念三千の開覚なり云云。
 法師品十六箇の大事
第一法師の事
御義口伝に云く法とは諸法なり師とは諸法が直ちに師と成るなり森羅三千の諸法が直ちに師と成り弟子となるべきなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は法師の中の大法師なり、諸法実相の開覚顕れて見れば地獄の灯燃猛火・乃至仏果に至る迄悉く具足して一念三千の法師なり、又云く法とは題目・師とは日蓮等の類いなり。
第二成就大願愍衆生故生於悪世広演此経の事
御義口伝に云く大願とは法華弘通なり愍衆生故とは日本国の一切衆生なり生於悪世の人とは日蓮等の類いなり広とは南閻浮提なり此経とは題目なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者なり。
第三如来所遣行如来事の事
御義口伝に云く法華の行者は如来の使に来れり、如来とは釈迦・如来事とは南無妙法蓮華経なり・如来とは十界三千の衆生の事なり今日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは真実の御使なり云云。
第四与如来共宿の事


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