御書本文
御義口伝に云く二求とは求男求女なり、求女とは世間の果報・求男とは出世の果報・仍つて現世安穏は求女の徳なり後生善処は求男の徳なり、求女は竜女が成仏・生死即涅槃を顕すなり求男は提婆が成仏・煩悩即菩提を顕すなり我等が即身成仏を顕すなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る行者は求男求女を満足して父母の成仏決定するなり云云。
第五三十三身利益の事
御義口伝に云く三十とは三千の法門なり、三身とは三諦の法門なり云云、又云く卅三身とは十界に三身づつ具すれば十界には三十・本の三身を加うれば卅三身なり、所詮三とは三業なり十とは十界なり三とは三毒なり身とは一切衆生の身なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は卅三身の利益なり云云。
陀羅尼品六箇の大事
第一陀羅尼の事
御義口伝に云く陀羅尼とは南無妙法蓮華経なり、其の故は陀羅尼は・諸仏の密語なり題目の五字・三世の諸仏の秘密の密語なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは陀羅尼を弘通するなり捨悪持善の故なり云云。
第二安爾曼爾の事
御義口伝に云く安爾とは止なり・曼爾とは観なり、此の安爾・曼爾より止観の二法を釈し出せり、仍つて此の咒は薬王菩薩の咒なり薬王菩薩は天台の本地なり、安爾は我等が心法なり妙なり曼爾は我等が色法なり法なり色
タイトル | 聖寿 | 対告衆 | 述作地 |
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御義口伝巻下 | 身延 |
日蓮大聖人御書
検索結果詳細 御書本文
御義口伝巻下 777ページ
御義口伝に云く二求とは求男求女なり、求女とは世間の果報・求男とは出世の果報・仍つて現世安穏は求女の徳なり後生善処は求男の徳なり、求女は竜女が成仏・生死即涅槃を顕すなり求男は提婆が成仏・煩悩即菩提を顕すなり我等が即身成仏を顕すなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る行者は求男求女を満足して父母の成仏決定するなり云云。
第五三十三身利益の事
御義口伝に云く三十とは三千の法門なり、三身とは三諦の法門なり云云、又云く卅三身とは十界に三身づつ具すれば十界には三十・本の三身を加うれば卅三身なり、所詮三とは三業なり十とは十界なり三とは三毒なり身とは一切衆生の身なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は卅三身の利益なり云云。
陀羅尼品六箇の大事
第一陀羅尼の事
御義口伝に云く陀羅尼とは南無妙法蓮華経なり、其の故は陀羅尼は・諸仏の密語なり題目の五字・三世の諸仏の秘密の密語なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは陀羅尼を弘通するなり捨悪持善の故なり云云。
第二安爾曼爾の事
御義口伝に云く安爾とは止なり・曼爾とは観なり、此の安爾・曼爾より止観の二法を釈し出せり、仍つて此の咒は薬王菩薩の咒なり薬王菩薩は天台の本地なり、安爾は我等が心法なり妙なり曼爾は我等が色法なり法なり色
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