御書本文
如来滅後五五百歳始観心本尊抄 観心本尊抄送状
255ページ
薩の此の人を守護し給わんこと太公周公の文王を摂扶し四皓が恵帝に侍奉せしに異ならざる者なり。
文永十年太歳癸酉卯月二十五日 日蓮之を註す
観心本尊抄送状
観心本尊抄送状
帷一つ・墨三長・筆五官給び候い了んぬ、観心の法門少少之を注して大田殿・教信御房等に奉る、此の事日蓮身に当るの大事なり之を秘す、無二の志を見ば之を開〓せらる可きか、此の書は難多く答少し未聞の事なれば人耳目之を驚動す可きか、設い他見に及ぶとも三人四人座を並べて之を読むこと勿れ、仏滅後二千二百二十余年未だ此の書の心有らず、国難を顧みず五五百歳を期して之を演説す乞い願くば一見を歴来るの輩は師弟共に霊山浄土に詣でて三仏の顔貌を拝見したてまつらん、恐恐謹言。
文永十年太歳癸酉卯月廿六日 日 蓮 花押
富木殿御返事
タイトル | 聖寿 | 対告衆 | 述作地 |
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如来滅後五五百歳始観心本尊抄 | 52 | 佐渡 | |
観心本尊抄送状 | 52 | 佐渡 |
日蓮大聖人御書
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如来滅後五五百歳始観心本尊抄 観心本尊抄送状 255ページ
薩の此の人を守護し給わんこと太公周公の文王を摂扶し四皓が恵帝に侍奉せしに異ならざる者なり。
文永十年太歳癸酉卯月二十五日 日蓮之を註す
観心本尊抄送状
観心本尊抄送状
帷一つ・墨三長・筆五官給び候い了んぬ、観心の法門少少之を注して大田殿・教信御房等に奉る、此の事日蓮身に当るの大事なり之を秘す、無二の志を見ば之を開〓せらる可きか、此の書は難多く答少し未聞の事なれば人耳目之を驚動す可きか、設い他見に及ぶとも三人四人座を並べて之を読むこと勿れ、仏滅後二千二百二十余年未だ此の書の心有らず、国難を顧みず五五百歳を期して之を演説す乞い願くば一見を歴来るの輩は師弟共に霊山浄土に詣でて三仏の顔貌を拝見したてまつらん、恐恐謹言。
文永十年太歳癸酉卯月廿六日 日 蓮 花押
富木殿御返事
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