御書本文
と唱え奉るは有七宝の行者なり云云。
第三四面皆出の事 文句の八に云く四面出香とは四諦の道風・四徳の香を吹くなりと。
御義口伝に云く四面とは生老病死なり四相を以て我等が一身の塔を荘厳するなり、我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳の香を吹くなり、南無とは楽波羅蜜・妙法とは我波羅蜜・蓮華とは浄波羅蜜・経とは常波羅蜜なり。
第四出大音声の事
御義口伝に云く我等衆生の朝夕吐く所の言語なり、大音声とは権教は小音声・法華経は大音声なり廿八品は小音声・題目は大音声なり、惣じて大音声とは大は法界なり法界の衆生の言語を妙法の音声と沙汰するを大音声とは云うなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは大音声なり、又云く大とは空諦・音声とは仮諦なり・出とは中道なり云云。
第五見大宝塔住在空中の事
御義口伝に云く見大宝塔とは我等が一身なり住在空中とは我等衆生終に滅に帰する事なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉りて信心に住する処が住在空中なり虚空会に住するなり。
第六国名宝浄彼中有仏号曰多宝の事
御義口伝に云く宝浄世界とは我等が母の胎内なり、有仏とは諸法実相の仏なり爰を以て多宝仏と云うなり、胎内とは煩悩を云うなり煩悩の淤泥の中に真如の仏あり我等衆生の事なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るを当体蓮華の仏と云うなり云云。
第七於十方国土有説法華経処我之塔廟為聴是経故涌現其前為作証明讃言善哉の事
タイトル | 聖寿 | 対告衆 | 述作地 |
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御義口伝巻上 | 身延 |
日蓮大聖人御書
検索結果詳細 御書本文
御義口伝巻上 740ページ
と唱え奉るは有七宝の行者なり云云。
第三四面皆出の事 文句の八に云く四面出香とは四諦の道風・四徳の香を吹くなりと。
御義口伝に云く四面とは生老病死なり四相を以て我等が一身の塔を荘厳するなり、我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳の香を吹くなり、南無とは楽波羅蜜・妙法とは我波羅蜜・蓮華とは浄波羅蜜・経とは常波羅蜜なり。
第四出大音声の事
御義口伝に云く我等衆生の朝夕吐く所の言語なり、大音声とは権教は小音声・法華経は大音声なり廿八品は小音声・題目は大音声なり、惣じて大音声とは大は法界なり法界の衆生の言語を妙法の音声と沙汰するを大音声とは云うなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは大音声なり、又云く大とは空諦・音声とは仮諦なり・出とは中道なり云云。
第五見大宝塔住在空中の事
御義口伝に云く見大宝塔とは我等が一身なり住在空中とは我等衆生終に滅に帰する事なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉りて信心に住する処が住在空中なり虚空会に住するなり。
第六国名宝浄彼中有仏号曰多宝の事
御義口伝に云く宝浄世界とは我等が母の胎内なり、有仏とは諸法実相の仏なり爰を以て多宝仏と云うなり、胎内とは煩悩を云うなり煩悩の淤泥の中に真如の仏あり我等衆生の事なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るを当体蓮華の仏と云うなり云云。
第七於十方国土有説法華経処我之塔廟為聴是経故涌現其前為作証明讃言善哉の事
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