御書本文
下種三種法華の本迹 二種は迹なり一種は本なり、迹門は隠密法華・本門は根本法華・迹本文底の南無妙法蓮華経は顕説法華なり。
本化本尊の本迹 七字は本なり・余の十界は迹なり、諸経諸宗中王の本尊万物下種の種子無上の大曼荼羅なり。
下種守護神の本迹 守護し奉る所の題目は本・護る所の神明は迹なり、諸仏救世者・現無量神力云云。
下種山王神の本迹 久遠に受くる所の妙法は本・中間・今日・未来までも守り来る所の山王明神は即迹なり。
下種十羅刹女の本迹 此の義理上に同じ唯神明と十女を本迹に対する時・十羅刹女は本・神明は迹なり。
本門付属の本迹 久遠名字の時・受る所の妙法は本・上行等は迹なり、久遠元初の結要付属は日蓮今日寿量の付属と同意なり云云。
本門開会の本迹 久遠の本会を本と為す、今日寿量の脱を迹と為るなり。
妙楽云く始顕を開と云い終合を会と云う文。
下種成仏の本迹 本因妙は本・自受用身は迹・成仏は難きに非ず此の経を持つこと難ければなり云云。
タイトル | 聖寿 | 対告衆 | 述作地 |
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百六箇抄 | 59 | 日興 | 身延 |
日蓮大聖人御書
検索結果詳細 御書本文
百六箇抄 865ページ
下種三種法華の本迹 二種は迹なり一種は本なり、迹門は隠密法華・本門は根本法華・迹本文底の南無妙法蓮華経は顕説法華なり。
本化本尊の本迹 七字は本なり・余の十界は迹なり、諸経諸宗中王の本尊万物下種の種子無上の大曼荼羅なり。
下種守護神の本迹 守護し奉る所の題目は本・護る所の神明は迹なり、諸仏救世者・現無量神力云云。
下種山王神の本迹 久遠に受くる所の妙法は本・中間・今日・未来までも守り来る所の山王明神は即迹なり。
下種十羅刹女の本迹 此の義理上に同じ唯神明と十女を本迹に対する時・十羅刹女は本・神明は迹なり。
本門付属の本迹 久遠名字の時・受る所の妙法は本・上行等は迹なり、久遠元初の結要付属は日蓮今日寿量の付属と同意なり云云。
本門開会の本迹 久遠の本会を本と為す、今日寿量の脱を迹と為るなり。
妙楽云く始顕を開と云い終合を会と云う文。
下種成仏の本迹 本因妙は本・自受用身は迹・成仏は難きに非ず此の経を持つこと難ければなり云云。
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