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西山殿御返事 妙心尼御前御返事
1,477ページ

西山殿御返事

 西山殿御返事

 としごろ後生をぼしめして御心ざしをはすれば名計り申し候、同行どもにあらあらきこしめすべし、やすき事なれば智慧の入る事にあらず智慧の入る事にあらず、恐恐。
 一月廿三日 日 蓮 在御判
 西山殿御返事

妙心尼御前御返事

 妙心尼御前御返事 建治元年八月 五十四歳御作

 すずの御志送り給び候い了んぬ、おさなき人の御ために御まほりさづけまいらせ候、この御まほりは法華経のうちのかんじん一切経のげんもくにて候、たとへば天には日月・地には大王・人には心・たからの中には如意宝珠のたま・いえにははしらのやうなる事にて候。
 このまんだらを身にたもちぬれば王を武士のまほるがごとく・子ををやのあいするがごとく・いをの水をたのむがごとく・草木のあめをねがうがごとく・とりの木をたのむがごとく・一切の仏神等のあつまり・まほり昼夜に・かげのごとく・まほらせ給う法にて候、よくよく御信用あるべし、あなかしこ・あなかしこ、恐恐謹言。
 八月二十五日 日 蓮 花押
 妙心尼御前御返事

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タイトル 聖寿 対告衆 述作地
西山殿御返事     身延
妙心尼御前御返事 54   身延

日蓮大聖人御書

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西山殿御返事

 西山殿御返事

 としごろ後生をぼしめして御心ざしをはすれば名計り申し候、同行どもにあらあらきこしめすべし、やすき事なれば智慧の入る事にあらず智慧の入る事にあらず、恐恐。
 一月廿三日 日 蓮 在御判
 西山殿御返事

妙心尼御前御返事

 妙心尼御前御返事 建治元年八月 五十四歳御作

 すずの御志送り給び候い了んぬ、おさなき人の御ために御まほりさづけまいらせ候、この御まほりは法華経のうちのかんじん一切経のげんもくにて候、たとへば天には日月・地には大王・人には心・たからの中には如意宝珠のたま・いえにははしらのやうなる事にて候。
 このまんだらを身にたもちぬれば王を武士のまほるがごとく・子ををやのあいするがごとく・いをの水をたのむがごとく・草木のあめをねがうがごとく・とりの木をたのむがごとく・一切の仏神等のあつまり・まほり昼夜に・かげのごとく・まほらせ給う法にて候、よくよく御信用あるべし、あなかしこ・あなかしこ、恐恐謹言。
 八月二十五日 日 蓮 花押
 妙心尼御前御返事


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